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Scheherazade ナレーション 昔々、美しい一人の奴隷がおりました。彼を縛るのは、重い鎖ではなく、お姫様の愛情でした。夜ごと夜ごと、お姫様は奴隷に愛をささやき、奴隷はそれに応えます。縛られた体、縛られた気持ち。動けないでいるのは奴隷とお姫様、本当はどちらなのでしょう。 ふぁきあ あぁ。俺は…。 (ふぁきあ) (は、はなせ一人で歩ける。) (プリンセスチュチュ) (だめ) ふぁきあ そうか、プリンセスチュチュに助けられて…。ふん、手当なんて余計なことしやがっ…!?おい。 プリンセスチュチュ あ、ふぁきあ、傷どう? ふぁきあ 傷どうじゃねぇ。なんでチュチュのまんまなんだ。 プリンセスチュチュ え、ああ。男子寮に入るのに普段の格好じゃまずいかなーって。 プリンセスチュチュ な、なんか変? ふぁきあ いや、世話をかけたな、悪かった。 プリンセスチュチュ そんなのは全然平気。あ、大丈夫? 動ける? ふぁきあ ただし、だからといってお前と協力はしないからな。 プリンセスチュチュ でも、みゅうとを探しに行くんでしょう? ふぁきあ あ…。 プリンセスチュチュ それくらい協力してもいいじゃない。一緒にみゅうとを探そう。 (ふぁきあ&チュチュとみゅうと&クレール) BGM 海とシンドバットの舟/シェエラザード プリンセスクレール 何もかも、忘れてしまえばいい。そうして、全てを私で満たしていけばいいのよ。ここには誰も来ないわ。私とあなただけ。だからあなたは私だけを愛すればいいのよ。私だけを愛していると言って。 みゅうと 僕はクレールだけを愛している。 プリンセスクレール 本当に? みゅうと 本当に…。 プリンセスクレール まさか、どれくらい? みゅうと ……。 プリンセスクレール 愛してるなら、私に笑ってみせて。火祭りの夜のように。 みゅうと どうやって? プリンセスクレール もとのお人形さんに戻ってしまったの?無理矢理心を引き抜いたから。そのせいで他の心も全て閉ざしてしまったの?それならそれでいいわ。他の誰かを愛するくらいなら、誰も、愛さない方が…。あなたがいけないのよ私がこんなに愛しているというのに、私を見てくれないから。ううん。悪いのはあなたじゃないわね。そう、あなたが心を取り戻したりしなければ、何もかもうまくいっていた。私もカラスである事を、思い出さなくても良かった。全部、あの邪魔者のせい。邪魔なんだもの。退場させるのなら早い方がいいわよね。一人の王子に、姫君は二人もいらないの。ねえ? ヘル・ドロッセルマイヤー。 ドロッセルマイヤー なに! バカな! 今私を呼んだのか? プリンセスクレール どこかで見ているんでしょう? ドロッセルマイヤー ほ、ほう。私を呼ぶとは侮れん。 プリンセスクレール 私が最高のお話を聞かせてあげるわ。 ドロッセルマイヤー ええ! ホント? プリンセスクレール 最高のお話には最高の終幕。それにはふさわしい舞台が必要よ。 ドロッセルマイヤー うん、そうだね。それならばとっておきの舞台がある。200年の間誰も立ち入るの事無かった湖。そちらへご案内しよう。はっは。 (みゅうとを探すふぁきあとあひる) BGM 小さな序曲/くるみ割り人形 あひる みゅうと!ここにもいない。 あひる いないねぇ。 ふぁきあ いるさ。俺たちが見つけられないでいるだけだ。 あひる うん。あっ! レッスン室は? ふぁきあ は? あひる 今頃レッスン室で踊ってるかも。 ふぁきあ なんでだよ。 あひる え、だってみゅうとは踊るのが好きだから。 ふぁきあ なわけないだろ。 あひる だってだって、前にさらわれた時もいつの間にか戻ってたでしょ。だから今回もそうかもって。それにもう思いつくとこないし…。 ふぁきあ うふっ。だめもとで、行ってみるか。 あひる えっ…。あ、待って。 あひる 日曜の学校って静かだね。 ふぁきあ まあな。 (猫先生の休日レッスン) BGM こんぺい糖の精の踊り/くるみ割り人形 あひる あっ。みゅうとかも! あひる・ふぁきあ ああっ! 猫先生 んんにゃぁぁ! (猫先生にバレてるあひる) BGM カンガルー/動物の謝肉祭~結婚行進曲/真夏の夜の夢 ふぁきあ おい! あひる え? ふぁきあ みえてる。 あひる え、なにが? え? え? 猫先生 んんんにゃぁぁぁぁ。ふぅぅぅぅ。にゃぁぁぁぁ。んにゃっぁぁぁ! にゃぁ! 猫先生 私の日曜練習の邪魔をするのは、 あひる はぁっ! 猫先生 あひるさん、わ、私のたゆまぬ努力を邪魔した罰として…、速攻結婚してもらいますよっ! あひる すいませーん。 猫先生 はっ。んにゃにゃにゃにゃにゃにゃ…。 ふぁきあ 何やってんだよ。 あひる だってー。 (正体を明かすからす姫) BGM カランダール王子の物語/シェエラザード みゅうと やあ…。 ふぁきあ あっ! あひる みゅうと!はぁ…。無事だったんだ。よかった。 ふぁきあ まてっ! みゅうと 王子とカラスの話は知ってる?勇敢な王子が大烏と戦うお話。 あひる・ふぁきあ うぅ…。 みゅうと 王子には信頼していた騎士がいた。でもその騎士はカラスに一太刀も浴びせる事もできずに、カラスの爪で二つに引き裂かれてしまったのさ。王子を守るなんて口先だけの役立たず。 ふぁきあ うぅ…。 あひる ああ…。 みゅうと だから王子はとても苦労をしたんだ。お話から飛び出した大烏を一人で追って、一人で封印するしかなかった。自ら、禁断の力を使ってね。そう、王子は自分で自分の心臓を、取り出したのさ。 あひる え、うそ…。自分で、自分の心臓を? るぅ 本当よ。 あひる るぅちゃん! るぅ あひるは何も知らないのね。プリンセスチュチュの事は知ってる? あひる プリンセスチュチュって、あたし、別に、なに…。 るぅ プリンセスチュチュはね、王子とカラスの中にほんの数行紹介されているだけ。お話の人物でさえ誰もなりたがらなかった惨めな存在。いつの間にかお話からも置きざられた取るに足らない存在。王子に振り向いてもらえるはずもない。ただの賑やかし。かわいそうね。 あひる るぅちゃん、どうしてそんな話、あたしに… るぅ ふふっ。まだ気がついてないのね。るぅなんて本当はいないのよ。そろそろ気がついてもらえたかしら? プリンセスチュチュ。 あひる プリンセスクレール!?うそ! だってるぅちゃんはお友達で、一緒にお喋りしたり、一緒に踊ったり! ふぁきあ やめろ。 るぅ そうね、でももうそんな馬鹿馬鹿しい事もおしまい。 あひる るぅちゃん! るぅ 今は王子の忘れ物を取りにきただけだから。これで失礼するわ。 ふぁきあ 忘れ物? るぅ ふふっ。出来損ないの騎士ごときが持っていていいものでは無いのよ。 ふぁきあ 王子の剣! いつのまに。 プリンセスクレール 早く王子を助けにいらっしゃい。うふふふ。ははははは。 (エデル登場) BGM 自動人形の踊り/コッペリア あひる あ、エデルさん。エデルさん! エデル 水は火に、火は闇に、闇はしじまに、惹かれるもの。さあ、いきましょう。 ふぁきあ え? あひる どこへ? えでる あなた達の行くべき所へ。 (アイキャッチ) BGM 第2幕のアダージョ/白鳥の湖 (地下通路の入り口で) あひる ここって……、エデルさん? ふぁきあ あっ……。鍵が。 エデル ここから、王子とクレールのところへ行かれるわ。 ふぁきあ こんな所に、入り口が? エデル お行きなさい。 あひる ありがとう、エデルさん。いつも親切にしてくれて。 エデル 親切ではないわ。 あひる え? エデル 人形は命令に従うもの。 あひる 人形? エデル そう、私は人形。心も気持ちも持っていないの。 あひる でも!エデルさん、いつもあたしにいろいろ教えてくれて、優しくて、だから……、あたしエデルさんのこと……! エデル それは、それが私に与えられた役割だから。命令はここまで。さあ、お行きなさい。 ふぁきあ 誰の命令だ? エデル ふふふ……。 あひる エデルさん……。 エデル さあ、お行きなさい。……あひる? あひる エデルさん、ありがとう。行ってきます。 エデル あひる……。あたたかいのね。それにやわらかい。 あひる エデルさん。 エデル さあ、急いで。 ふぁきあ よし、行こう。 あひる うん。 ドロッセルマイヤー やれやれ、人形もあまり長く使いすぎると、人の心に興味を持ったりするから厄介だ。忘れるんじゃないよ。私のかわりにお話に輝きを添えるのがお前の役割。お前に出来るのはそれくらいだ。身の程を知らないことは危険だよ……。 (地下道) あひる こわ~。あたたた! ふぁきあ ばか!もっと真ん中歩け!ただでさえお前そそっかしいんだからな! あひる わー、なんかすごいね、ここって。ぐっ!ちゃんと前見て歩かないと。ふぎゃっ!はぁはぁはぁ。 ふぁきあ お前、ホントにプリンセスチュチュなんだよなあ? あひる はあ、それがナニカ? ふぁきあ いや、プリンセスチュチュって、なんか……、もっと……こう……。 あひる は? ふぁきあ いや、いい。 あひる ねえ、ふぁきあ。 ふぁきあ なんだ。 あひる ううん、何でもない。 ふぁきあ 何だ、言いたくないんなら最初から黙ってろ。 あひる あ、……と、そういうんじゃなくて。ふぁきあのこと騎士として駄目だとか思ってないよ、あたし。 ふぁきあ 何が言いたい。 あひる 言いたいっていうか、何ていうか。最初はやな感じって思ったけど、今は少しだけわかるような気がするから。 ふぁきあ 言っとくが、お前と協力し合うつもりはないからな。俺は俺でみゅうとを助ける。それだけだ。 あひる ……知ってるよ。 あひる あのさ。 ふぁきあ ん? あひる ううん、何でもない。 ふぁきあ さっきから何だ!?言いかけたことを途中でやめるな! あひる ほんとのこと言うとね、みゅうとのどこがいいかとか、考えたことないんだ、あたし。最初見たときはきれいな人だなって、それだけだったの。でも、よく見たらものすごくさびしそうな目をしてて。それでプリンセスチュチュになれば、この人のために何かしてあげられるって。はじめはホントそれだけだったの。でも、今は、あたし……。 (天井から二人を襲うカラス) ふぁきあ くそっ! あひる ふぁきあ! ふぁきあ 走れ! あひる うわ、ああっ! ふぁきあ ばか! あひる&ふぁきあ うわあああああ! (くぼみの水溜り) あひる ご、ごめん、怪我してない? ふぁきあ ……のが奇跡だな。なんだ、ここは。……またのぼるしかないか。 あひる あ!うーん……。あ!水の中から抜けられるかも。鳥になれば確かめてこられるけど……。 ふぁきあ コケだらけで、のぼれそうにないな、くそっ。 あひる ……ふぁきあなら。ふぁきあ! ふぁきあ なんだ。 あひる 前に、この首飾りなくしたとき、ふぁきあが持っててくれたことあったよね? ふぁきあ はあ?それがどうした? あひる もっかい持ってくれる? ふぁきあ なんなんだよ、一体……。 あひる はい。 ふぁきあ はあ? BGM メンドリとオンドリ/動物の謝肉祭 (あひるの体が輝き、消える) ふぁきあ な、どうなってるんだ?あいつ、どこに……っ!? アヒル くわっ! ふぁきあ アヒル!? アヒル くわっ! ふぁきあ ……あいつ……。これはチュチュになるためのペンダントじゃなかったのか?まさか……あのアヒル……っ!? (回想) ふぁきあ みっともないとこ見られちまったな……。 あひる 騎士として駄目だとか、思ってないよ、あたし。 ふぁきあ 泣いてるとこ、見られた……。 ふぁきあ まさか、おぼれてるんじゃないだろうな?アヒルっておぼれるのか?いや、あいつならありうる。……あのバカ……っ! アヒル くわっ、くわくわくわっ! ふぁきあ な、なんで……なんで言わねえんだよ、黙ってんなよ、そんなこと! アヒル くわ? ふぁきあ き、き、きたねーぞ!! あひる そんなこと言うけど!あたしだってばらしたくてばらしたんじゃないもん!でも鳥のあたしの方が小さいし調べやす……ん?ウヒヒヒヒヒヒッ!見た? ふぁきあ 見ねーよ!てゆーか、どうだったんだよ!それを一番に言うべきだろうが! あひる だってふぁきあが! ふぁきあ 立つなーーーーーッ!! BGM カランダール王子の物語/シェエラザード (水路を抜けて) あひる 水の中から向こう側に抜けられるの。別の水のにおいがしたから、きっとこの先に湖があるの。ね、まだ奥に行けそうでしょ?きっとみゅうとはそこにいるよ。ふぁきあ、大丈夫だった? ふぁきあ ……ふっ。 あひる え、何? ふぁきあ アヒルのプリンセスチュチュか。 あひる え? ふぁきあ いいことを教えてやるよ。まだガキの頃、みゅうとに『王子とカラス』の話を読み聞かせてやったとき、あいつが一番興味を示したのは、自分のことでも大鴉のことでもなくて、ほんの少ししか書かれていないチュチュのことだったんだ。チュチュが光の粒になって消えてしまうっていうくだりを何度も何度も聞きたがった。心を取り戻したいって思うようになったのは、きっと返してくれるのがチュチュだからだ。 あひる でも、みゅうとは自分で心を取り出したって……。 ふぁきあ そういう奴なんだ。誰かを……小さくて弱いものを守る。それがみゅうとの一番の願いなんだ。そのためなら、自分のことなどかえりみない。心を失ってもそのことだけは忘れなかった。そういう奴なんだよ。 あひる ああ……。 ふぁきあ ……行こう。 あひる うん! (秘密の湖) クレール やっと来たのね。待ちくたびれたわ。 あひる あっ……。みゅうと! ドロッセルマイヤー ようこそ、とっておきの舞台へ。さあ、最高のお話を聞かせておくれ!命もかえりみず語っておくれ!はっはっははははははは! チュチュ お願い、もうこんなことはやめて! クレール そうね、もう終わりにしましょう。王子の愛する心はここにあるわ。人を、世界をすべて愛する心。まだ誰のものでもない。このかけらは私とあなた、どちらを選ぶのかしら。思いのたけをささやいて、どちらの言葉にひかれるか。かけらがチュチュを選ぶなら、王子とかけらを返してあげる。さあ……、語ってあげたらどう?あなたの思いを。ねえ、プリンセスチュチュ? (次回予告) BGM 第2幕 情景/白鳥の湖 チュチュ ねえ、どうしてこんなふうに争わないといけないの?だって、私たち……。 クレール 所詮あなたはプリンセスチュチュの力を借りているだけの見せかけだけのプリンセスなのよ、あひる。 ふぁきあ プリンセスチュチュの運命を笑って受け入れることができるような奴はお前以外にない。 みゅうと 君が僕のプリンセス。 クレール そう、私こそがあなたのプリンセス。 チュチュ 本当の私は何の力もないただのアヒル。でも、あなたがいれば、私は変わる!ドロッセルマイヤー お話の好きな子、寄っといで。
https://w.atwiki.jp/pinballfx/pages/63.html
imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 +目次 台構成 FeaturesSkillshot BallSave KickBack ExtraBall Combo Bonus Multiplier Turbo Upgrade Manifold Upgrade Tire Upgrade Suspension Upgrade Crankshaft Upgrade ニトロ マルチボール テストラン マルチボール 実績 リンク コメント 台構成 Features Skillshot BallSave KickBack 右下の3連のスポットターゲットの内、点灯しているものにタイミング良く当てると右キックバック獲得。 右キックバックがある状態で当てると左キックバック、両方獲得している状態で更に当てるとボールセーブ獲得。 ExtraBall Combo Bonus Multiplier インレーン・アウトレーンのD・R・I・V・Eのライトを全て点灯させる。 Turbo Upgrade 右ランプ通過後、Turboライト点灯中に上部サブフリッパーよりターボチャージャー内部に入れ Turbo Upgradeモード開始 ターボジャックポットを5回(?)獲得でアップグレード完了(ボーナス 10,000,000点) Manifold Upgrade 12個のManifoldをすべて点灯でアップグレード完了(ボーナス 20,000,000点) Tire Upgrade Suspension Upgrade 左スポットターゲットを3つ点灯させた後、左アウトレーン通過で Suspension Upgradeモード開始 ドロップターゲットを6回ヒットさせるとアップグレード完了(ボーナス 5,000,000点) Crankshaft Upgrade ミニステージ内の点灯しているスポットターゲットを10回(?)でアップグレード完了(ボーナス 5,000,000点) ニトロ マルチボール テストラン マルチボール 各パートのアップグレード完了後、UPGRDEホールに入れることで開始 (テストランマルチボールを開始しないと同じパーツはアップグレードできない) 実績 XBOX360 実績解除スレまとめ Pinball FX2 極めて燃えやすい V12テーブルでニトロタンクにボールを入れます。 50 リンク コメント コメント
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に決定しまいた。 10月1日が最終的な提出期限です。 参加希望の方は名前を担当者欄にどんどん書き入れるか下のフォームへお願いします 主催:火炎18 まとめ:月面強襲(確認作業遅くなるかもしれないのでそこはご容赦下さい) NO. 曲名 担当者 音声 動画 1 エレクトリカルパレード 月面ドリルライナー ○2 ○ 2 キャンディ山 月面ドリルライナー ○2 ○ 3 サンドキャニオン 抹九 ○ ○ 4 きゅっきゅっきゅっニャー 火炎18 ○ ○ 5 みwなwぎwっwてwきwたwww 火炎18 ○ ○ 6 てってってー 火炎18 ○ ○ 7 スネ夫が自慢話をするときに流れている曲 火炎18 ○ ○ 8 スペランカー 憑依装着ウィンP ○ ○2 900 エキシビジョン しぐ~ ○ ○ 10 おいかけっこしましょ 月面ドリルライナー ○2 ○2 11 Dr.マリオ ruiji ○ ○ 12 レインボーロード(マリオカートWii) 大魔王はせなちゃん ○ ○ 13 レインボーロード(マリオカート) 月面ドリルライナー ○ ○ 14 シドのテストーコース かりんと~ ○ ○ 16 ネイティブフェイス インド ○ ○ 17 Snow Goose クロロンバ ○ ○2 18 vsマスクドデデデ ruiji ○ ○ 19 戦い(VSジムリーダー) かりんと~ ○ ○ 20 更に闘う者達 ヴヌ ○ ○ 20.5 ??? 月面ドリルライナー ○ ○ 21 対武器ボス戦 炎火18 ○ ○ 22 対カジオー戦 だくてん ○2 ○4 23 Intensive Care Unit 美舗晞冤 - ○ 24 ALBIDA ヘクトコダック ○ ○ 25 とげとげタルめいろ かりんと~ ○ ○ 26 おさしみやま かりんと~ ○ ○ 27 ノリノリでうんこ かりんと~ ○ ○ 28 ボンババアマン かりんと~ ○ ○ 29 盆回り 美舗晞冤 ○ ○ 30 魔界村 かりんと~ ○2 ○2 31 コロブチカ ruiji ○2 ○2 32 U.N.オーエンは彼女なのか? 泣かないと誓ったから ○ ○ 33 最終鬼畜妹フランドール・S 泣かないと誓ったから ○ ○ 34 決戦 あの日泣かないと誓ったのは嘘だったのかしら ○ ○ 35 ビッグブリッヂの死闘 あの日泣かないと誓ったのは嘘だったのかしら ○ ○ 36 マイムマイム 前田の後 ○ ○ 37 スーパーカズヤのテーマ 火炎18 ○ ○ 38 霊知の太陽信仰 ~ Nuclear Fusion かりんと~ ○ ○ 39 激突!グルメレース ポケモンマスターはせなちゃん ○ ○ 40 天国と地獄 幽霊 ○ ○ 41 グラスランド(3) ZP9S ○ ○ 42 駅のホームですっぽんぽん♪ ZP90S ○ ○ 43 極上パロディウス ZP900S ○ ○ 44 Clione 伊尻 ○ ○ 45 Evans すいそで ○ ○ 46 RED ZONE 抹九 ○ ○ 47 ナイト・オブ・ナイツ 月面ドリルライナー ○ ○ 48 party 4u "holy nite mix" 月面ドリルライナー ○ ○ 参加します。動画・音声まとめもします。 -- にじ (2012-05-28 11 31 49) 提出するさいはこのコメントにURLを貼るか月面ドリルライナーさんに渡してください -- 火炎18 (2012-09-15 00 33 12) この場所になってしまいますが、提出します。 -- ruiji (2012-09-23 00 35 20) あう、URL貼ってなかったです。https //dl.dropbox.com/u/31646754/900-ruiji.zip -- ruiji (2012-09-23 00 36 11) ていしゅつ http //www1.axfc.net/uploader/P/so/114428 -- インド (2012-09-23 20 13 00) http //www1.axfc.net/uploader/N/so/160587.zip 提出いたします -- 憑依装着ウィンP (2012-09-30 18 39 46) よろしくお願いします http //www1.axfc.net/uploader/Al/so/98329.zip -- 泣かないと誓ったから (2012-10-21 20 02 22) よろしくお願いします http //www1.axfc.net/uploader/so/2657548.zip -- あの日泣かないと誓ったのは嘘だったのかしら (2012-10-31 21 31 48) 一応作ったよアピールをしにきました。まにあいました。https //dl.dropbox.com/u/1361653/col/900gassaku12/90012oikake.mp4 -- 月光仮面ドリルライナー (2012-11-01 00 24 53) レインボーロードSFC。エンコで酷いことになったらそのとき変更します。https //dl.dropbox.com/u/1361653/col/900gassaku12/90012rainbowSFC.mp4 -- 月面強襲 (2012-11-03 23 25 09) ↑普段の設定だとこうなります https //dl.dropbox.com/u/1361653/col/900gassaku12/sample-rainbowSFC.mp4 -- 月面強襲 (2012-11-03 23 41 25) 提出します http //www1.axfc.net/uploader/so/2661806 key=gassaku -- ヘクトコダック (2012-11-04 01 10 47) まにあいました pass900 http //www1.axfc.net/uploader/so/2662404 -- ポケモンマスターはせなちゃん (2012-11-04 14 50 03) 対武器ボス戦のパートですが、ついでに対カジオー戦を作ったら担当者が現れた?かもしれないので僕が作ったカジオーを切り取ってもいいです http //www1.axfc.net/uploader/so/2673427?key=%EF%BC%99 -- 火炎18 (2012-11-12 21 30 25) No.41から43まとめて提出いたします。飛び入り失礼しました http //www1.axfc.net/uploader/so/2698782.zip -- ZP999S (2012-12-02 06 24 25) 遅れてすいませんでした、よろしくお願いします。 http //www1.axfc.net/uploader/so/2700167?key=wazukana -- 前田の後 (2012-12-03 01 50 14) 29番提出します。提出期限を過ぎてしまい申し訳ありませんでした http //www1.axfc.net/uploader/so/2702423?key=900 -- omiso (2012-12-04 23 23 25) スーパーカズヤのテーマの提出忘れてました 5と6番はもう少しかかると思います・・・ http //www1.axfc.net/uploader/so/2703242?key=9 -- 火炎18 (2012-12-05 19 09 19) Clione 使い物になるなら使ってください・ http //dl.dropbox.com/u/81609868/900one.zip -- 伊尻 (2012-12-09 12 11 30) RED ZONEパートです。よろしくお願いしますhttp //www1.axfc.net/uploader/so/2720090 -- 抹九 (2012-12-18 17 59 12) わずかな時間を見つけて参加するします -- しぐ~ (2012-12-19 17 48 32) 私も参加させて頂きます。辞退するかもしれませんけど -- 愛無双ばっか作ってるカミーユ (2012-12-19 17 53 50) Intensive Care Unitで参加したいです -- 愛無双ばっか作ってるカミーユ (2012-12-19 17 54 35) 900番のエキビジョンで参加します -- しぐ~ (2012-12-19 18 17 52) ナイト・オブ・ナイツで参加します -- 野獣に恋心を抱く巫女 (2012-12-21 03 59 42) 遅れて申し訳ありません http //www.rupan.net/uploader/download/1356597636.zip -- 幽霊 (2012-12-27 17 41 06) 2013年になってしまいましたが、全員分の提出がまだのようなので(31)コロブチカを手直ししました。旧版の方は好きにしていただいて構いません。https //dl.dropbox.com/u/31646754/900_ruiji_Futatabi.zip -- ruiji (2013-01-01 20 02 53) 追加でサンドキャニオン作ります -- 抹九 (2013-01-25 09 13 44) サンドキャニオンパート提出します http //www1.axfc.net/uploader/so/2785267.zip -- 抹九 (2013-02-08 18 20 35) 今更ですが参加したいです。20番辺りをまにあわせたいです -- ヴァア (2013-03-05 00 10 16) レイボーロード pass 900 http //www1.axfc.net/uploader/so/2823279 -- 大魔王はせなちゃん (2013-03-09 20 40 03) 提出しちゃいます。 http //www1.axfc.net/uploader/so/2823425?key=900000000 -- しぐ~ (2013-03-09 22 15 44) 提出します。 http //www1.axfc.net/uploader/so/2823670 -- クロロンバ (2013-03-10 00 42 30) ↑書き忘れました。pass 114235 -- クロロンバ (2013-03-10 00 44 39) 一旦危ないパートを削除致しました。ご迷惑をおかけいたします。 -- 月面 (2013-03-11 15 30 21) 修正というか別物になりましたが魔界村提出します http //www1.axfc.net/uploader/so/2826254.rar?key=0ap3rovlawk -- かりんと~ (2013-03-11 22 19 45) http //www1.axfc.net/uploader/so/2929834 -- すいそで (2013-06-09 20 49 35) pass 9oo -- すいそで (2013-06-09 20 50 10) http //www1.axfc.net/uploader/so/2936118 -- すいそで (2013-06-15 23 38 27) あゝ人生に涙ありパート音声です https //dl.dropboxusercontent.com/u/1361653/col/900gassaku12/jinsei.mp3 -- ゲツェメン (2013-06-18 18 45 09) 完全に忘れておりました・・・申し訳ありません。ひとまず音声のみですが提出します。https //dl.dropboxusercontent.com/u/26133901/900vnu.zip又、名前を「ヴヌ」の方に変更お願いします。 -- ヴァア (2013-09-18 20 10 14) 動画まにあいました。 https //dl.dropboxusercontent.com/u/26133901/900vnumovie.zip -- ヴヌ (2013-10-01 21 57 28) 完全に確認を怠ってました 本当にすいませんでした -- だくてん (2013-10-02 00 00 53) 事情があるとはいえ後からルール変えてしまったこちらこそ申し訳ない話であります -- 月面 (2013-10-02 00 58 11) 無事完成しました参加してくださったみなさんありがとうございます。 -- 火炎18 (2013-10-11 22 50 02) 不慣れでグダグダになって申し上げございませんでした。 -- 火炎18 (2013-10-11 22 51 41) 名前 コメント
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大切な会員 「実はこのところ、我が区では吸血鬼事件が相次いでいます」 「吸血鬼か? お宅の娘さんなんかは心配でしょうに」 「いやね、吸血鬼といえば、子供や若い娘が危ないってのが常識なんでしょうが、 今回はちょっと異質でして、なんでも、老若男女問わず襲われているとか」 「なんとまぁ、カバーの広い吸血鬼さんだな」 「さらに不気味なことに、貴族、労働者、他所者、兵士などの身分から 性別、年齢層を細かくカテゴリ分けして均等に襲っているようでして」 「計画的犯行? というか、そのやり方は魔術師のそれだな」 「魔術師……ですか?」 「よし、その依頼受けよう」 少女戦士はお代を払うと、その酒場をあとにした。 「貴様が例の吸血鬼か! 無差別に人を襲う不逞の輩め、この正義の マジックナイトが成敗してくれる!」 「………」 少女戦士が氷の魔法を撃ち出すと、吸血鬼と呼ばれた男はそれを軽く受け流す。 「そのかわし方、やはり魔術師か。なぜこんなことをする?」 「……可能と思ったから試した。それだけだ」 男は壁に手を伸ばす。壁伝いに『なにか』が侵食し、それが路地裏の冷えた床を伝って 少女の足にまとわりつく。 「ち……からが……ぬけて……?」 闇魔法の詠唱はなかった。これは、少女が今まで見たこともない魔法であった。 無理もない、このブラッドドレインはこの男が独自に編み出した全く新しい魔法なのだから。 「……魔法戦士か。悪くないサンプルだ」 無力化し、動けない少女の前に男が音なく歩み寄る。 ここで終わるのか? 少女は死を覚悟した。 「マジックナイトさん!」 闇の中を声と共に光の弾丸が駆け抜ける。 オステアの天才魔術師が部下を引き連れてかけつけたのだ。 「……不利か」 そういうと、男は闇の中へと消えていった。 「大丈夫ですか、マジックナイトさん」 「アルジュナ……。ごめん、また助けられちゃったね」 「いえいえ、マジックナイトさんは大切な会員さんですから、まだ生きててもらわないと!」 会員ww -- 名無しさん (2012-08-04 13 26 11) 難易度変わるくらいの重要キャラなのは間違いないよね。 -- 名無しさん (2012-08-04 15 41 48) 会員って何のネタなんだろう? -- 名無しさん (2024-01-12 09 46 54) 名前 コメント
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SP6 IR #12 STAGE1Watch out!! STAGE2Air Bell STAGE3花吹雪 ~ ⅡDX LIMITED ~ STAGE4凛として咲く花の如く 1 DJ CIRNO9 6155[2737 / 681] 2 DJ 666 5707[2258 / 1191] 3 DJ KANO 5625[2295 / 1035] 4 DJ PAGYA 5601[2232 / 1137] 5 DJ ILTN 5563[2200 / 1163] 6 DJ LILIN* 5555[2238 / 1079] 7 DJ 1059M 5542[2219 / 1104] 8 DJ AIKA 5538[2247 / 1044] 9 DJ GOD-P 5524[2215 / 1094] 10 DJ 729 5500[2178 / 1144] 11 DJ D0RA 5464[2181 / 1102] 12 DJ RILINX 5457[2215 / 1027] 13 DJ FRIMKI 5444[2156 / 1132] 14 DJ GINO 5419[2117 / 1185] 15 DJ NOGIKU 5404[2130 / 1144] 16 DJ TOMO.S 5314[2080 / 1154] 17 DJ TETSU 5307[2060 / 1187] 18 DJ JAZZY 5304[2062 / 1180] 19 DJ BNR32 5303[1902 / 1499] 20 DJ X3V!U$ 5299[2085 / 1129] 21 DJ SAK. 5288[2062 / 1164] 22 DJ SECOND 5248[2056 / 1136] 23 DJ CKY 5234[2027 / 1180] 24 DJ BAM 5223[2022 / 1179] 25 DJ TO 5217[2041 / 1135] 26 DJ MIZORE 5182[2034 / 1114] 27 DJ STEMAN 5149[1984 / 1181] 28 DJ ZIN 5129[2036 / 1057] 29 DJ RK 5096[1881 / 1334] 30 DJ ALHENA 5091[1896 / 1299] 31 DJ GOW 5091[1959 / 1173] 32 DJ MASUDY 5088[1932 / 1224] 33 DJ KAKAPO 5077[1931 / 1215] 34 DJ GUREN 5077[1920 / 1237] 35 DJ LAND 5069[1973 / 1123] 36 DJ KUNAGI 5067[1898 / 1271] 37 DJ GRIKO 5040[1918 / 1204] 38 DJ HAJI 5039[1970 / 1099] 39 DJ T.MA 5032[1946 / 1140] 40 DJ NAKA.C 4993[1864 / 1265] 41 DJ LGO 4974[1856 / 1262] 42 DJ SAN 4958[1851 / 1256] 43 DJ RYU 4931[1819 / 1293] 44 DJ INS-K 4920[1787 / 1346] 45 DJ ARAMAK 4907[1828 / 1251] 46 DJ KEI 4877[1849 / 1179] 47 DJ KYALLO 4872[1844 / 1184] 48 DJ HEL 4866[1838 / 1190] 49 DJ ARC 4823[1820 / 1183] 50 DJ VIVIFY 4823[1774 / 1275] 51 DJ RIU 4812[1774 / 1264] 52 DJ KUROGI 4787[1740 / 1307] 53 DJ B-DASH 4776[1866 / 1044] 54 DJ R2 4746[1641 / 1464] 55 DJ KOTO 4743[1726 / 1291] 56 DJ SOLVA 4740[1739 / 1262] 57 DJ M51 4735[1753 / 1229] 58 DJ MA 4732[1752 / 1228] 59 DJ SASH 4721[1725 / 1271] 60 DJ YAA 4707[1718 / 1271] 61 DJ AIR-IN 4684[1705 / 1274] 62 DJ TSUKA 4677[1719 / 1239] 63 DJ SANNO 4654[1742 / 1170] 64 DJ TERI 4653[1578 / 1497] 65 DJ IGO 4619[1661 / 1297] 66 DJ NORA 4608[1660 / 1288] 67 DJ 228229 4585[1628 / 1329] 68 DJ SRIN 4584[1645 / 1294] 69 DJ CHACA 4562[1643 / 1276] 70 DJ RIT. 4557[1634 / 1289] 71 DJ DENSKE 4546[1687 / 1172] 72 DJ MAISEN 4527[1641 / 1245] 73 DJ FORTE 4513[1609 / 1295] 74 DJ HE-CHO 4509[1602 / 1305] 75 DJ AYAN 4500[1620 / 1260] 76 DJ SUZU. 4495[1598 / 1299] 77 DJ 5SAKRA 4488[1584 / 1320] 78 DJ WACO 4481[1628 / 1225] 79 DJ HARUKA 4478[1591 / 1296] 80 DJ SAM 4422[1604 / 1214] 81 DJ M.MIYA 4420[1558 / 1304] 82 DJ HIG 4373[1547 / 1279] 83 DJ AA 4358[1440 / 1478] 84 DJ KAMO 4352[1457 / 1438] 85 DJ SILVER 4347[1453 / 1441] 86 DJ NAO 4261[1431 / 1399] 87 DJ HEALEN 4255[1468 / 1319] 88 DJ ZERO. 4142[1433 / 1276] 89 DJ H.L.K 4101[1450 / 1201] 90 DJ JIO 3993[1359 / 1275] 91 DJ OUKA 3615[1150 / 1315]
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第487話:まったりとした時間 作:◆eUaeu3dols 【貴女は佐藤聖嬢で間違いはないかね?】 「その通りだけど、なんで知ってるのさ?」 子爵と名乗った謎の血文字に即答しつつ、佐藤聖は首を傾げた。 この島で会った者達にはヘンテコな奴や異様な奴も居たが、目の前の血文字はそれの極みだ。 見た感じ敵ではないようだし、もし敵だったとしても“マリア様”に頂いた吸血鬼の力をもってすれば―― (まあ、さっきはちょっと痛い、じゃない熱い目にあったけど) ――たとえ勝てずとも、逃げるくらいは大して難しい事ではないはずだ。 だから驚きはしても怯まずに言葉を続ける。 「血のおばけなんかと知り合った覚えはないんだけどな」 【それについては後で話そう。湯浴みの後で】 その言葉で聖は腕の中の少女の冷たさを思い出す。 「あ、そうだね。じゃ、後で」 手をひらひらさせて脱衣所に足を向け……ふと気づき、悪戯げな笑みを浮かべて念を押す。 「ピチピチの女の子2人がお風呂に入ってるからって覗いたりしちゃダメだからね。 ……って、その様子だとその心配も無いかな?」 【もちろんだ! 紳士は淑女の湯浴みを覗いたりなどしない】 なんだか微妙にずれていた。 * * * ちゃぷ。 湯船に波紋が広がる。 この宿の風呂は少し豪華で、個人部屋の物まで檜風呂だ。 檜の香りに包まれた湯船に浸かっているのは、吸血鬼と眠れる魔女。 「ふー、温まるねえ」 魔女を後ろから抱き締めたまま吸血鬼は独り言つ。 心の底から心地よさそうな言葉に相槌は返らない。 今にも目覚めそうな呻きが返るだけ。 「……まだ起きないんだ?」 魔女の体の汚れはシャワーで大雑把に落とされ、冷えた体は湯船の中で温もりつつある。 血流の通った首筋はほんのりと桜色がかった綺麗な肌で、キメも細かくすべすべとしていた。 指で柔らかいほっぺたをふにふにとつつく。 「ん…………」 微かな呻きが返った。 (さっきのあの熱いけど純情そうなあの子も可愛くて美味しかったけどこの子もまた……) 残念ながら眠っているので、からかったりいたずらしても反応は無い。 しかしそれを抜きにしても可愛いし、今の聖の本能的欲望も大変刺激される。 なんといおうか、こう、たまらないのである。 「うーん、ちょっと摘み食いしちゃおうかなぁ」 佐藤聖の理性は色んな意味で危うかった。 やはり眠れる魔女からの返答は無い。 聖はごくりと唾を呑み込むと、大きく開いた口をゆっくりと首筋に近づけていく。 ぴちゃりと舌先が首筋に触れて、白い牙が白い肌に…… 「摘み食いはダメだよ、『カルンシュタイン』さん」 「わあ!?」 いきなり掛けられた声に驚き顔を離す。 目の前の少女はくすくすと笑いながら聖を見つめていた。 「あ、起きたんだ、えーっと……」 「十叶詠子だよ、『カルンシュタイン』さん」 「カルンシュタイン?」 「そう、あなたの魂のカタチ」 聖はふと気づいた。 どうやらヘンテコなのは血のおばけだけではなく、この少女もそうらしい。 「うーん、変なのを拾っちゃったかな」 「それはあなたもだと思うなぁ」 言われてみればその通りかもしれない。 そう思う聖に、しかし詠子は魔女の眼に映ったものを言葉に紡ぐ。 「あなたの魂のカタチは凄いね。 元からそうだったわけじゃないはずなのに、あなたは違う世界に適応してる」 「そう見える?」 確かに彼女はこのゲームの中で与えられ、手にした物を否定はできない。 だが魔女の言葉はそれともまたズレていた。 「うん、だってあなたは与えられた吸血鬼というカタチを自分のモノにしているもの。 あなたの元の名前は別なのに、同時にとても有名な吸血鬼さんによく似てるの。 でも、あなたはその吸血鬼さん本人じゃないもんね。 だからその吸血鬼さんの名字だけをとって、『カルンシュタイン』さん」 「ふーん。…………そのカルンシュタインっていうのはどんな子なの?」 「ジョゼフ・シェリダン・レ・ファニュって人の書いた小説の登場人物だよ。 聞いたことないかなぁ? ――吸血鬼カーミラっていうんだけど」 吸血鬼カーミラ。 吸血鬼ドラキュラより27年先に世に出た、事実上吸血鬼を題材とした最初の小説であり、 その中に登場する吸血鬼がカーミラ=カルンシュタイン伯爵夫人である。 彼女は標的の少女の前に同じく美しい人間の少女として現れ、 洗練された淑やかさで接し、奔放に振り回し、そして愛を囁くのだ。 それが単なる偽装や演技ではなく紛れもない愛情表現である事は言うまでもない。 ちなみにこの小説を下敷きに、レズビアン色の濃い吸血鬼映画が作られ好評を博した。 その吸血鬼映画のタイトルを『血とバラ』という。 「あなたの吸血もやっぱり愛情表現だものね。ちょっと愛の数が多いだけで」 「世の中に可愛い子がたくさん居るのがいけないんだ。私のせいじゃないよん」 「だからって節操が無いのはあなたのせいじゃないかなぁ?」 「あれ、そう言われてみれば私が悪い気もするかな」 くすくすと笑う。温かなお風呂の中で、緊張も理性もすっかり溶けて…… 「じゃあそういうわけで、悪い吸血鬼は可愛い詠子ちゃんをいただこうかな♪」 「うーん、どうしよう。それは困るんだけどねぇ」 聖の両手は詠子の体をしっかりと捕らえて離さない。 さりげなく胸とか触っている辺りはセクハラ根性の為す技か。 詠子の危機は色んな意味で増大していた。 それを止める者は誰も居ない。 【待ちたまえ! 血を吸い仲間を増やすのは良い。しかし慎重にすべきだ! 何故なら吸血鬼が仲間を増やすという行為は重大な意味を……】 子爵もしばらくして、お風呂の外からでは文章を読んでもらえない事に気がついた。 【……これは困った】 「でも、私の血を吸うなら注意してね」 「何に?」 笑う聖に詠子が笑う。 「私は魔女だもの。魔女の血には色んな意味が有るんだよ」 魔女・十叶詠子はそれだけを告げて、吸血鬼・佐藤聖に背中を預けた。 佐藤聖はそれを単なる出任せだと思えなかった。 古来から血が魔術的に様々な意味を持っている事は言うまでもない。 例えばその一つが他人に血を与える事によるイニシエーションの儀式であり、 坂井悠二に使命……ある種の意志を宿らせた物だ。 だが今回のそれはそこまで大層な物ではない。 佐藤聖は魔女の言葉を聞き、幾らかはそれを信じた。 魔女の言葉は物語に等しく、それを信じれば物語を信じるのに等しい。 それはある種の暗示だ。 後は条件さえ揃えば、詠子は聖の感情を自在に操る事が出来るだろう。が。 「うーん、じゃあ出来るだけ我慢しようかなぁ。なんだか怖いし」 「諦めてはくれないのかなぁ?」 「やだ。こんなに可愛い子もその血も諦められるわけないじゃない」 ぎゅーっ。 聖の腕は詠子の裸体をしかと抱き締め、離す様子は一向になかった。 詠子が掛けた暗示の条件は聖が詠子の血を吸う事だ。 吸い尽くされて死んだり、血の呪縛で支配されたり、 そういった吸血の後に来る困った事柄に対する保険にはなるのだが、 吸血そのものやその他の危機を防ぐ手だてとしては些か不十分だったようだ。 「まあ安心しなさいって。 ちょっと前に可愛い子から、美味しく“おやつ”を頂いたばかりだからね。 血の方はそうすぐに欲しくなったりしないよ。 それに体はまだ弱ってるみたいだから、吸血鬼にする以外の乱暴したら壊れちゃうでしょ」 「でもちょっとしたら欲しくなりそうだねぇ、『カルンシュタイン』さんは」 「……晩御飯の時間までは持つってば」 あと3~4時間しか持たないらしい。 「それじゃあ、私はそれまで囚われのお姫様かな?」 「そういう事になるね。それじゃあ詠子ちゃん」 聖はざばりと湯船から立ち上がり、椅子の方へと詠子に手招きした。 片手にタオル、片手に石鹸、言うまでもなくこの態勢は―― 「お姫様のお体を磨いてあげるから、どうぞいらっしゃい」 「それはいいけど、あんまりくすぐったい洗い方しちゃダメだよ?」 ――これでも結構危機なんです。 * * * 【さて、では改めて話をさせてもらって良いだろうか?】 「うん、いいよ」 佐藤聖は詠子を背後から軽く抱き締めたまま返答した。 どうやら逃走防止という実益を兼ねたごく軽いセクハラらしい。 ちなみに、2人とも浴衣を着ている。 「私も、なんで血液のおばけなんかに名前知られてるのか気になったし」 【血液のおばけなどではないとは既に“書いた”はずだ。 我が名はドイツはグローワース島が前領主ゲルハルト=フォン=バルシュタイン子爵! このような姿だが吸血鬼であり、そして紳士なのだよ】 「そうだね、『紳士』さんは紳士だよ」 詠子は子爵の言葉を証明した。 「子爵さんか。……なんでそんな姿なのに吸血鬼なのかとか、 魂のカタチとかいうのが割と普通なのかとか訊いていい?」 【うむ、話せば長くなるのだが】 「手短にしてほしいな」 【吸血鬼の弱点を無くす研究の結果だよ。ちなみに吸血ではなく光合成が栄養源だ!】 (それは本当に吸血鬼なのだろうか?) 聖は激しく疑問に思ったが、長くなりそうなので訊かない事にした。 続けて詠子が疑問に答える。 「『紳士』さんの魂のカタチが紳士なのは……うーん、そう見えるんだよね、本当に。 多分、『紳士』さんにとって姿形の変化は大した事じゃないんじゃないかな?」 【その通りだ! もちろん、この姿になった事により得た利点、得た不便は数多い。 だがしかし、そんな事は私が紳士である事には何の関係も無い事なのだよ】 子爵は誇らしげな筆跡でその宣言を書き出す。 聖はそういう物だと納得する事にした。そうしないと話が進まない。 【さて、それはそうと話に移ろう。何故私が君を知っているのかだったね】 子爵の血文字が床に滑らかに文字を書き出していく。 続いた文章に聖は息を呑んだ。 【実は福沢祐巳という少女に出会ってだね】 「祐巳ちゃんに会ったの!?」 【そう、そして……】 子爵の体が次々に文章となりその出来事を綴っていく。 【私が彼女に出会ったのは、怪我をした少女を治療出来る者を捜している時だった】 そこに何が起き、何が何に繋がったのか。 【彼女は自らの無力に嘆き、苦悩していると見えた君を止めたいと願った】 どのような事が起きたか。 【その為に力を欲したのだ。それに伴う苦難や苦痛すらも覚悟した上でね!】 どのような結果を招いたのか。 【私は彼女に希望を見たのだよ。 この残酷かつ無慈悲なゲームの中で、伴う苦痛すらも受け容れ前進を選んだ少女に】 それをつらつらと綴り終えた。 【私の話はこれで終わりだ】 読み終えた時、聖はむっすりと黙り込んでいた。 先ほどの上機嫌は消え失せ、不機嫌がその顔に満ちている。 だが、その不機嫌やいらいらを目の前の子爵にぶつける事は出来ない。 なぜなら。 「その怪我してた少女、多分アメリアって名前だよ」 【知っているのかね?】 「だって、その子に怪我させたのは私だもん」 【なんと?】 理性も有る今なら、全て自分が発端という事が判っているからだ。 聖は深い溜息を吐いた。 「『こう』なったすぐ後は凄く渇いてたんだ。 だから襲ったんだけど、あっさり返り討ちにされちゃって…… でも目が覚めたら、アメリアは手を光らして私に何かしてたの。 今から思えば元に戻そうとしてたのかな?」 その後、聖は混乱と恐怖、そしてそれと同量以上の渇きに押され反撃に出た。 「で、ザックリ」 聖は手で顔を縦に切るジェスチャーをする。 その切り方は、確かにアメリアに付いていた傷と一致していた。 「もう一方の祐巳ちゃんに決意させた事なんて間違いなく私のせいだし。 最初の時は渇いててほんと苦しかったからね」 人間としての自分の意志と吸血鬼としての自分の意志の葛藤も有った。 その結果、苦しみを訴えながら祐巳を逃がし……祐巳に人の体を捨てさせてしまった。 【ふむ、君は何も苦しんでいないのかね?】 「渇いてる時はどうにかして欲しいと思うよ。 生活リズムが夜行性になるのも、ロザリオに触れないのも困るかな。 あ、こう上げると割と不便も有るんだね」 しかし、血を吸わないと生きていけない事自体は数えない。 それは血だけで生きていけるという利点と、血を飲む事で得られる快感が付属するからだ。 「でも、救ってもらう必要はないんだよね。 この生き方もなんか気に入ってきちゃったし。 ……祐巳ちゃんには悪い事したかな?」 【いや、勘違いしないでくれたまえ。 もちろん君の一件は大きな原因だっただろう。 しかし彼女はあくまで、君の一件も含んだ大きな悲劇に抗う為に力を望んだのだよ】 「そっか。……由乃ちゃんに、祥子ちゃんまで死んじゃったもんねぇ」 聖は再び深々と溜息を吐く。 吸血鬼と人の情動が釣り合う今では、その溜息は失われた甘美な血への悔やみだけではなく、 本来の佐藤聖としての心底から死者を悼む気持ちも多分に含まれた物だった。 吸血鬼・佐藤聖は、吸血鬼であると同時に佐藤聖でもあるのだ。 もっとも、その逆もまた真だった。 殺人などに対する抵抗も薄くなっている聖は、大切な後輩達の死を悼みはしても、 それにより全てを失ったような喪失感や傷みに苦しむ事はない。 (まあ、私はそんなだけど……) ふと心配に思う。 「志摩子や祐巳ちゃんはどうしてるのかな。生きてると良いんだけど。 ……祐巳ちゃん、祥子ちゃんが死んだのを聞いても大丈夫で居られたかな」 「福沢祐巳さんなら、『悪神祭祀』さんに乗っ取られてるよ」 「【…………え?】」 沈黙を守っていた魔女・十叶詠子の唐突な言葉に、聖の声と子爵の文字が驚愕を交えた。 「夢の中で会ったんだけどね、『悪神祭祀』さんはその福沢祐巳さんを乗っ取ってるの。 名前はカーラっていうんだけど、名簿には載ってないよ。 『悪神祭祀』さんは支給品のサークレットだから」 驚愕の内容。だが、聖も子爵も気づいている。 彼女の言葉に嘘は無い。 「祐巳さんがもっとも掛け替えのない人の死を聞くのは正午の放送。 だけど『悪神祭祀』さんは福沢祐巳さんを乗っ取って、その悲しみを封じてしまった。 それが放送の前なのか後なのか……ううん、もう関係ないかな。 だって祐巳さんが聞いても『悪神祭祀』さんが聞いても、その記憶は祐巳さんの中にある。 『悪神祭祀』さんが外れるまで、その悲しみは記憶の底に眠ったままだけれどね」 「そうそう、祐巳さんは『悪神祭祀』さんが会った時にはもう絶望してたって言ってたな。 多分、嘘じゃないと思うけど」 【あれだけの決意をした彼女さえもが絶望に呑まれてしまったと?】 「そう言ってたよ。『悪神祭祀』さんは嘘を吐いてはいなかったと思うな。 あ、でも私が見たわけじゃあないよ? 祐巳さんの魂のカタチは『悪神祭祀』さんに隠れて見えなかったもの」 それは確定ではないが極めて確定に近い答えだ。 子爵の血文字は少し、萎びる。 【……一体、何が有ったというのだ】 聖はなんとなく、何があったか予想がついた。 親しかった友達が死に、親しかった先輩(聖の事だ)が吸血鬼になった事以上の苦痛。 吸血鬼とはいえ人の死体の血を飲み干してまで進もうとした心を折る出来事。 それは自らの誓いを踏みにじってしまう行為ではなかろうか。 そう、例えば…… 「……誰か、殺しちゃったのかな」 血だまりにぶるりと波紋が浮かんだ。 聖は吸血鬼である事にうまく適応したとはいえ、やはり吸血鬼だ。 倫理観は薄れ、アメリアを抜きにしても一人を殺している事に罪悪感を抱かない。 だが、祐巳がなった食鬼人とやらは吸血鬼とは違い心に影響をもたらさないらしい。 もし祐巳が完全に過ちで人を殺してしまったら、祐巳の心はその事に耐えられるだろうか? 「もしかすると乗っ取られたのも単純に悪いとは言えないのかもね」 もし祐巳自身の心では耐えきれない苦難の時間が乗っ取られるという形で過ぎたなら。 カーラは結果的には祐巳の心を守ったと言える。 「『悪神祭祀』さんもそう言ってたね。そんなカタチって不自然なのにな」 詠子は少し不満げだ。 詠子は“自らの目に映る有るがままの世界”がねじ曲げられているのを放置出来ない。 無邪気な善意と慈悲の心でその歪みを正そうとする。 例えその結果がその人自身の破滅に繋がるとしても、偽りの生より真実の死を求むのだ。 「不自然でもなんでも、死んじゃうよりは良いよ。 けど一回は会いたいかな。一時的にでも祐巳ちゃんの体を預けておいて大丈夫かどうか」 【ふむ、私も確かめてみたいね。 彼女の決意が本当に折れてしまったのか。 彼女が本当に自らの意志でそれを選んだのか】 そして、祐巳を思う者は多かった。 例えその目的が皆で僅かずつ違っていたとしても。 【さて、そろそろ私は行かなくてはならない】 子爵にとって、会話により得られた成果は上々と言える。 聖の現状や祐巳について異変が起きている事などは重要な情報だ。 特に聖が予想したよりも理性的だった事は朗報だと言えたが…… 【最後に伝えておこう。私は今、主催者と戦う為の仲間集めをしていてね。 本当なら出会った皆に協力してもらいたい所だが……】 「可愛い子の血を貰えるなら一緒してもいいよん」 軽やかな笑顔に乗って返った返事は困ったものだ。 【残念ながらそれは約束出来ないのだよ。よって君に仲間になってもらう事も難しいようだ。 ただ、EDや麗芳という人物に出会ったら、出来るだけ襲わないでもらえるとありがたい】 血文字が続き、2人の容姿を解説する。 「EDに麗芳ちゃんね。麗芳ちゃんは渇いてる時に会ったらごめんって事で」 微妙な返答だが、それでも御の字と言える。更に。 「ふふ、『法典』君や『女帝』さんの他にもそんな人が居るんだね」 【『法典』に『女帝』? その2人についても教えてもらえるかね?】 詠子の呟きにより、子爵の成果はおまけが付いた。 【おっとこうしてはいられない。そろそろ急がねば間に合わないようだ】 成果が増えるのは良い事だが、それにより時間が切羽詰まるのは困った事だ。 残念ながらデイパックとDVDは隣の家に置いて行く事になるだろう。 (なに、後で取りにくればいい) 【ではまた会おう、少女達よ!】 子爵は速やかに文字を並べると、霧の中へ飛び出していった。 急ぎ、しかしあくまで典雅な動きを忘れずに。 紳士の嗜みは例え液体になっても残る物なのであった。 「ねえ、『カルンシュタイン』さん。四つ聞いてもいいかなぁ?」 「ん、なに?」 魔女は吸血鬼と宿に残っていた。 「『紳士』さんと話してる時、隠し事してたよね?」 「うん、リナって子に会った事を隠してたよ。これでも追われる身だもん。 子爵さんがリナに会いに行って、もしも私の居場所に気づかれたら大変だからね」 「悪い吸血鬼だねぇ」 「うん、悪い吸血鬼さんだよ」 吸血鬼は魔女に頬ずりをした。 愛情と欲情の情をたっぷり篭めて。 「あと、この紐って要らないんじゃないかなぁ? 『カルンシュタイン』さんなら無しでも逃さないと思うよ」 「念には念を入れただけだから気にしないで良いよ。 あと、詠子ちゃんは囚われのお姫様なんだからこのくらいしないとね」 魔女の右手は吸血鬼の左手と丈夫な革紐で繋がれていた。 宿の中を調べて偶然見つけた物だ。 余裕は十二分、血流を阻害するほどきつく縛ってもないものの、そう簡単には逃げられまい。 魔女の短剣は取り上げられていないが、革紐の丈夫さは断ち切る前に聖に脱出を報せるだろう。 冗談めかしているものの、詠子は囚われの身となっていた。 「三つ。気になってて言ってない事がまだ有るよね?」 「うん。さっき血を吸ったシャナちゃん、今頃どうしてるかなって思ってね」 自分の事を話していて気づいたが、最初の頃の吸血衝動はとても苦しい。 なりかけのシャナはおそらく一番苦しい時間だろう。 聖としてはそれは可哀想なので…… 「血を吸って吸血鬼化を早めてあげたいんだけどね。 見つかったら殺されちゃうし、そもそもさっきの所に居るかも判らないし」 逃げる事ならできそうだが、勝って血を吸う自信は流石に無い。 吸血鬼は吸血鬼らしく悩んでいた。 「最後。『カルンシュタイン』さんはこれからどうするのかなあ?」 「どうしようかな。 夜は吸血鬼の時間だから、遊び歩こうとは思ってるんだけど」 シャナは気になるが、見つかると殺されかねず、手が出せない。 子爵の仲間とやらは、まあ、吸血の対象としては後回しにしよう。 祐巳とカーラの事はとても気になるが、何処に居るか見当が付かない。 「やっぱり吸血鬼らしく、可愛い子の血を求めて彷徨おうかな」 緊急食に詠子を連れて。 詠子の体調はまだ万全とは言えないが、抱いても背負っても良いだろう。 「霧が晴れたら夜に明かりは目立つだろうし、この宿で待ち受けるのも良いよね。 ま、何にしても」 聖は自分のデイパックからパンを取りだすと、詠子に手渡した。 「詠子ちゃんのデイパックはダメになったし、お腹も減ってるでしょ。 後でもっと体に良い物を作ってあげるから、まずはこれでも食べててね。 放送の時間だし」 そして、時計は午後6時を指した。 【D-8/民宿/1日目/18 00】 【吸血鬼と魔女】 【十叶詠子】 [状態]:やや体調不良、感染症の疑いあり。 [装備]:『物語』を記した幾枚かの紙片 (びしょぬれ) [道具]:新デイパック(パン6食分、水1000ml、魔女の短剣(アセイミ)) [思考]:まずは放送を聞く。しばらくは無理せず大人しく。 [備考]:右手と聖の左手を数mの革紐で繋がれています。 【佐藤聖】 [状態]:吸血鬼(身体能力大幅向上) [装備]:剃刀 [道具]:デイパック(支給品一式、シズの血1000ml) [思考]:身体能力が大幅に向上した事に気づき、多少強気になっている。 詠子は連れ歩いて保存食兼色々、他に美味しそうな血にありつければそちら優先。 詠子には様々な欲望を抱いているが、だからこそ壊さないように慎重に。 祐巳(カーラ)の事が気になるが、状況によってはしばらくはそのままでも良いと考えている。 まずは放送を聞く。 [備考]:シャナの吸血鬼化が完了する前に聖が死亡すると、シャナの吸血鬼化が解除されます。 詠子に暗示をかけられた為、詠子の血を吸うと従えられる危険有り(一応、吸血鬼感染は起きる)。 詠子の右手と自身の左手を数mの革紐で繋いでいます。半ば雰囲気。 【D-8/港/1日目/17 50】 【ゲルハルト・フォン・バルシュタイン(子爵)】 [状態]:ややエネルギー不足、戦闘や行軍が多ければ、朝までにEが不足する可能性がある。 [装備]:なし [道具]:なし(荷物はD-8の宿の隣の家に放置) [思考]:放送までに地下通路入り口に急ぎ、EDと合流する アメリアの仲間達に彼女の最後を伝え、形見の品を渡す/祐巳(カーラ)が気になる EDらと協力してこのイベントを潰す/仲間集めをする [備考]:祐巳がアメリアを殺したことには思い当たっていません。 2006/02/28 修正スレ271-272 ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第486話 第487話 第488話 第475話 時系列順 第503話 第441話 十叶詠子 第517話 第441話 佐藤聖 第517話 第441話 子爵 第503話
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送信者 上城白雪姫 件名 内容 見せたいものがあるので、美術室まできてください パチリと携帯をとじてポケットの中へとしまった。 美術室の扉の前、一呼吸置いてから手をかけ開く。 ―ガラッ 白「あ、●●くん!待ってました!」 少し重い扉を開くと、白雪が笑顔で出迎えてくれた。 招き入れられるままに中へと入る。 主「で、見せたいものって?」 白「ふふふー、何だと思いますかぁ?」 やけにニコニコと上機嫌の白雪。 まるでなぞなぞを出す子供の様な、少し得意げな口調で尋ねてくる。 主「んー…わざわざ美術室に呼び出したわけだしなー…あ、新しい絵が出来た、とか?」 とりあえず思いついたものを口にする。 白「ぶー!ハズレ、です!正解は、ですねぇ…」 してやったりと言った顔で、机の下から何か塊を取り出し見せる白雪。 (これは…) 主「彫刻…?」 白「はいです!正解ですう!」 パチパチと心底嬉しそうに拍手を送る彼女。 机の上に置かれた、その気で出来た造形物は人をかたどっている。 所謂胸像と言うものだろうか。 そして、その形には見覚えがある。 主「…暁子、ちゃん?」 白「わあ、またまた正解です!」 おそらく、彼女を知っている人物なら誰しもが分かるだろう。 本当に器用なものだと、つくづく感心してしまう。 主「やっぱり…白雪は才能あるな」 白「えへへ、です…何だか、そんなに褒められると照れちゃいます。…でも、嬉しいです」 少しだけ頬を赤く染める。 白「でも、彫刻って凄いですよね…」 主「ん?」 白「初めはただの木の塊だったのに、自分で手を加えればその通りに形になって…」 主「……………」 白「頑張れば頑張るほど、思いどおりの形になっていく…みんな、全部が全部、そんな風だと、良いのに…」 ポツリと、まるで独り言のように呟く。 その瞳は寂しさを称えている。 白「もし、そうなら…白雪が頑張れば頑張っただけ、また、暁子ちゃんと仲良くなれるのに…」 主「白雪………」 白「………なんてね、です。ちょっと、おセンチさんになっちゃいましたね、ごめんなさいです…」 主「あ、いや…」 眉を八の字に下げ、少し困ったように笑う白雪。 本当に暁子ちゃんのことを思っているんだな、とつくづく感じ、少し切なくなる。 願わくば、この白雪の気持ちが暁子ちゃんに届きますように。 そう心の中で祈る。 この二人が、もう一度昔みたいに仲良く居られるようにと。 ただただそれだけを思った。
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「全部あげる」×「全部欲しい」 何でもやると言ったら鼻で笑われた。 不満を顔に出したら俺ん家の猫が拗ねてる顔に似ていると笑われた。 どんな顔だったっけと思い出そうとしたら俺の膝の上の猫を撫でながら 何でもやるなんて簡単に口にするな 自分は欲張りだから全部欲しいと言ってしまうかもしれない と寂しそうに笑ったので じゃあ全部やるから受け取れ と言ったら叩かれた。 でもいらないとは言われなかった。 そんな隣人の誕生日。 オワタ\(^o^)/×( A`)
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正式名称 ZSR 12 PHANTASM(ファンタズム。奇妙な現象、心象などの意。) 分類 爆撃機 必要AP 14400 ウェスト・コミューン製の爆撃機。 マルドークにも多くが輸出され、紛争を長期化させる要因になった。 旧式で機動性は低いが、攻撃能力は高い。 カタログスペックと汎用性 項目 評価(1~5) 項目 評価(1~5) 最大速度 ☆ 耐久性能 ☆☆☆ 加速性能 ☆ 武装能力 ☆☆☆☆ 旋回速度 ☆ 汎用性 ☆☆☆ SPEC詳細 最大速度 M1.4+ 主武装 2100pt 耐久力 1000 副武装 3000pt 巡航速度 415km/h ピッチ速度 9.5°/S ※1 失速速度 180km/h ロール速度 3.9°/S 加速 63m/S^2 ※2 A/B加速 164m/S^2 減速 61m/S^2 A/B持続力 3.0S ※1 1秒間に回転できる角度。 ※2 S^2はSの2乗の意。 武装 WEAPON1 AAM5A 25 AAM5B 23 WEAPON2 500KB 25 800KB 20 1000KB 17 CB2 20 ------------ GB160 20 GSB55 17 GSB58 12 AGIM3 18 ------------ AGIM5 16 AR35 12 AR42 10 入手条件 STAGE 03クリア コメント 加速や旋回性能など運動能力こそ低いものの、低い失速速度を持つ。 低速で安定する特性は対地攻撃以外でも結構役立つ。 武装の種類が異常に多いのが特徴。 こんなのがマルドーク紛争の時代に登場したら、そりゃあ長引くだろ・・・という代物。 機体性能はまさに旧式だが、サブ兵器の充実ぶりはとにかく異常。 最新鋭機を含む全機種の中でもトップクラスの種類とナイスチョイスぶりを誇る。 最新鋭のロケット弾を全機種で唯一装備でき、スマートボムの運用もこなす、世代を超えた化け物。 旧式ではあるが、特化機種にお呼びがかかるステージで作戦遂行するだけの弾数は秘かに備えている。使いどころを見極めればその安さも相まって意外な貢献を果たしてくれるだろう。 さすがに今回の紛争ではそう大きな活躍はできないが、殿堂入りはまず間違いない名機であろう。 元ネタ考察 出身がウェストコミューン(つまり米ソ以外)。そしてデルタ翼をはじめとした機体形状からミラージュ2000Dと推測。 垂直尾翼がV字化。主翼端にAAMランチャー?。インテークが変になった以外は目立った変更は無い模様。 フランスは中東にミラージュ売ってた(主にⅢやF.1だが)。 キャノピーが複座っぽく、迷彩も2000D型に似ている。 2000D自体は全然旧式ではないので、今までのミラージュのイメージひっくるめてモデルにした可能性も。 ちなみにミラージュ2000と同じ位置(主翼上)にエアブレーキがある。
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599 :名無しの心子知らず:03/05/24 22 29 ID izWSEN/x うちも2世帯同居なので、毎日お義母さんに預かってもらってます。 夕飯食べた後~子供(9ヶ月)をお風呂に入れる1時間程ですが。 産後、実家から帰ったばかりの頃は私の子供だから取られたくない! って思いが強く嫌だったのですが、実母に「お母さん一人で、イライラして みるより、皆にみてもらった方が子供には幸せだよ。子供には血の繋がった おばあちゃんなんだし。」 と言われそれもそうかなと思い、そうしてます。旦那も帰りが遅いから 一日中自分だけでみるとイライラしてしまうし。ただ、頭ではわかっていても 子供がお義母さんとこから私の方に帰りたくないそぶりの時に 「母さんの所、行かないと~!」と嬉しそうにしてると、ムカッ!と してしまう私はまだまだだな。 605 :名無しの心子知らず:03/05/25 16 10 ID 1BQCWPYC 599 私は逆かな。 うちも2世帯だけど、ご飯の仕度やらなんやら嫁の私が結局やってるから 「だったら子供と遊んでおくれ。」と思っちゃう。 だけどおむつが濡れてたり子供のご飯とか面倒な事はやってくれないから (揚げ物してても「うんち」って子供連れてくるし、おやつはあげたがる) コンチクショウ!とは思うけど、たとえ1時間でも見ていてくれると助かる。 同居してない人はそれこそ全部やらなくちゃいけないもんね。 子供って正直だから「おばあちゃんのところにまだいるー!」の態度してても やっぱりお母さんが一番好きなんだよ。それだけは絶対言える事。 うちのボウズはもうすぐ2歳だけど、1歳過ぎたあたりから お母さんマンセーな態度バリバリだよ! 心内で「どんなにバアバが頑張っても私を超えられないフフフ・・・」 くらいに構えていた方が気が楽だよ。 610 :名無しの心子知らず:03/05/26 11 03 ID XtHNTWXC うちも、同居で、よく9ヶ月のベイベをラチされるます。 599さんを読んでて、全く同感。ベイベが生まれてから、7~8ヶ月までの 自分の書いたものかと思いました。 で、605さんも読んで、「最近の自分のことだ」と思いました。 最近は、トメウトとキャッキャ言って遊んでいても、私の顔をみると、 とたんに泣き出して、私の方へ来ようとします。 私が抱くと、ピタリと泣き止んで、ニコニコ(^○^) トメは、悲しそうな顔しながら、「やっぱり、ママがいいんやなあ。 ママの声聞いただけで、泣き出したわ。今まで、喜んで遊んでたのに・・・ ばあちゃんでガマンしてたんか。 ほら、ママのとこに行きな~」って。 それからは、605さんのように、余裕ができて、トメウトにみてもらえる ようになったよ。 615 :599:03/05/26 19 41 ID pot4jQRR ご意見ありがとうございます。子供が楽しそうにしてるという事は 子供にとっていい事だとわかってるんですけどね。 616 :599:03/05/26 19 48 ID pot4jQRR 途中なのに書き込んでしまってすいません。 前は私から離れると泣いていたんだけど今は子供も毎日の事で、 当たり前だと思ってる様子です。私自身も預かってもらって 仕事(家事)ができて助かってる時が多いのに自分でも勝手だな・・ とは思います。母親は私なんだから!と大きい気持ちで頑張ります。 次のお話→12-613